お子さんの好き嫌いに悩んだことはありますか?
たくさん栄養を摂って大きく育ってほしいという願いもあると思います。ですがどうして苦手としているのかを考え、お互い楽しい食事の時間にしていきましょう。
子どもが苦手としがちな食べ物
①固いもの
②苦いもの
③酸っぱいもの
④緑色のもの
①固いもの…肉など
歯がない、またはあっても大人ほど丈夫でない子ども達は固いものをしっかり噛むことができません。そういったものは飲み込めないし、消化も出来ませんのでべーっと出してしまうでしょう。調理の時に柔らかくなるよう火を通したり、噛みやすいような大きさにしてあげてから噛む練習をしましょう。
(調理例:柔らかく煮込むもの など)
②苦いもの…ピーマンなど
子どもは本能的に体に悪いもの(毒)を避けるために苦いものを嫌います。また子どもの舌は大人より敏感なのでより嫌がります。あまりにも嫌がるようでしたら食べられなくとも無理強いはせず、大人がおいしく食べる様子を見せ、気が向いたら食べさせてあげましょう。
(調理例:味付けを子どもが好むカレー味、マヨネーズ味、ケチャップ味などにする など)
③酸っぱいもの…トマトなど
子ども達は自分の身を守るために酸っぱいもの(腐敗の可能性があるもの)を嫌います。これも大人が食べる様子を見せ、食べられたらたくさん誉めるなど食べることが嫌いにならないようしていきたいですね。
(調理例:火を通してソースなど酸味を隠す など)
④緑色のもの…ほうれん草・ピーマンなど
見た目が緑色のものは未熟なもの(まだ食べられないもの)と判断し、嫌う子もいます。
(調理例:細かく刻む、好きなものに混ぜる など)
子ども達に食べやすくなるように調理法や味付けを考えたり、食べられたらたくさん誉めて食べる喜びを教えていきましょう。