体幹を鍛えるということはバランス感覚に繋がります。バランス感覚は様々な運動に通じる為、幼児期から体幹をしっかりと鍛えることは大切なことだと言えるでしょう。また、小学校への進学に向けて、座るときの姿勢も体幹がしっかりと出来ていると崩れにくくなります。「体幹トレーニング」と聞くと難しいものをイメージしがちですが園では子ども達が楽しく体幹を鍛えられる様に様々な遊びを考案しています。今回はそのトレーニングについていくつかご紹介したいと思います。

＜片足立ち＞

片足でバランスを取ることで自然とバランス感覚が鍛えられ、体幹へとつながります。始めは５秒からはじまり徐々に慣れてきたら１０秒、１５秒と子どもと一緒に数えながら増やしていきましょう。さらに慣れてきたら目をつぶって行なうなどしてみてもよいかもしれませんね。

＜ケンケンパ＞

ケンケンは片足立ちが出来るようになったら行なうと子どもも取り組みやすいです。片足でバランスを取りながらジャンプをするということでさらにバランス感覚が鍛えられます。

＜ボールはさみ＞

このトレーニングは特に座るときの姿勢に繋がります。大人では下敷きや薄いものを挟みがちですが始めはボールなど大きいものを挟むことで「足で挟んで固定する」と言う感覚を掴めるようにしていきましょう。

＜テーブル＞

このトレーニングは自分を支える力を鍛えることになります。両手足をつきお尻をしっかりと上げるようにしましょう。慣れてきたらお腹も真っ直ぐにするように意識することでさらなるトレーニングに繋がります。

　テーブルの形から片手足を上げたものがこわれたテーブルになります。初めは右足だけ上げるなどにし、徐々に右足と左手を上げるなど難易度を上げていきましょう。このときに肘や膝をまっすぐに伸ばすと効果的です。

他に体幹を鍛えるトレーニングはたくさんありますが今回はご家庭でも取り組みやすいものを紹介させていただきました。ぜひ子どもたちと遊んでみてください。