みなさんは、食事をする時にどのような食べ方をしていますか?
三角食べとは、主食(ご飯やパンなど)・主菜(肉料理や魚料理、卵料理など)・副菜(和え物やサラダなど)・汁物が揃っている中で、それらを順繰り均等に食べていく食べ方です。三角食べをすることで、良いことがたくさんあります。
① 栄養バランスが良くなる。
好きなおかずだけ全部食べて、その後はごはんを食べないなどということもありますが、三角食べをすることで、まんべんなく食べることができます。その事により、栄養のバランスも良くなります。
② 味の深みや幅を広げていくことができる。
三角食べで、ごはんやおかずを順繰り食べ、口の中で料理を混ぜ合わせることによって、味付けを口内で調節することができます。これを“口中調理”と言います。
口中料理を行うことで、味の深みや幅を広げることができ、味覚も養われます。
③ 脳を活性化する。
咀嚼(そしゃく)がきちんと行われると、脳内の血流が増え、神経活動が活発になります。そして、脳の運動神経や感覚神経、前頭野、小脳などが活性化され、子どもの脳の働きを良くしてくれます。
このように、三角食べをすることには良いことがあります。
おなじものばかりを集中して食べていくのではなく、色々なものを順番に食べていくように心がけて食事の時間を過ごしていきましょう。