秋野菜

しいたけしいたけ

・食物繊維が豊富で、低エネルギーです。

腸の働きを整え、糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の急劇な上昇を防ぎます。

余分なコレステロールを排泄するなど、生活習慣病予防に役立つ働きも備えています。

・ビタミンDの補給に役立つエルゴステロールも多く含まれます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるほか、骨の代謝にも関わるため、不足しないように注意が必要です。

保存方法:軸を上にして新聞紙で包み、冷蔵庫で保存します。

さらに冷凍保存することにより、酵素の働きによって細胞膜が壊され、うまみ成分が出やすくなります。

効果アップの食べ合わせ:

☆豆腐:しいたけに含まれるビタミンDが豆腐のカルシウムの吸収を助け、骨粗鬆予防に繋がります。

☆アスパラガス:しいたけ・アスパラガスはどちらもがん予防の効果が期待できます。

★きのこ類は、苦手な子が多いと感じます。給食では、味噌汁やすまし汁に入れることが多く、きのこのだしのうま味を引き出しています。また、薄く切ることで少しでも食べやすくなるように工夫しています。

 

  • れんこん

 

・主成分はデンプンで、ビタミンCや食物繊維が多く含まれます。

ビタミンCは免疫力アップや老化予防、美肌つくりに役立つ栄養素です。

たんぱく質が豊富な食材と組み合わせて食べるのがおすすめです。

・抗酸化作用であるタンニンが含まれます。

れんこんは切り口が空気に触れると変色します。これはポリフェノールのひとつであるタンニンが含まれているためです。タンニンには抗酸化作用があり、活性酵素の働きを抑えて老化を防ぐのに役立ちます。

酸化を防ぐには、切り口が空気に触れると酸化して、褐色してしまうので、水か酢水につけてアク抜きをします。

保存方法:丸ごとのものは湿らせた新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。カットしたものは、ラップで包んでなるべく早めに使い切りましょう。

効果アップの食べ合わせ:

☆えび:れんこんには血圧低下に役立つカリウム、抗酸化作用のあるビタミンCが含まれ、えびには血管をしなやかで丈夫にする良質なたんぱく質が含まれます。それにより、高血圧予防に繋がります。

☆鶏肉:れんこんに含まれるビタミンCが、鶏肉のたんぱく質からコラーゲンを生成される働きかけを助け、美肌効果が期待できます。           ★給食では筑前煮があります。

れんこんは噛みごたえがあり、食感もシャキシャキしていて楽しむことができます。

甘い煮物にすることで、子供たちも食べやすくなります。あごの筋肉も鍛えられ、咀嚼力の向上にもつながります。レンコン

 

  • さつまいも

 

・カリウムや食物繊維が豊富に含まれます。

生活習慣病予防に役立つ成分が多く、加熱によるビタミンの損失も少ないのが特徴です。

βカロテンやビタミンEが含まれていて、ビタミンCとの相乗効果で活性酵素の害から体を守る働きが高まることも期待できます。

・アミラーゼが含まれます。

さつまいもに含まれるアミラーゼという酵素は、でんぷんを分解して甘味度を高めます。

低温でじっくりと加熱することにより、甘さが増します。

保存方法:新聞紙で包むか段ボール箱に入れて、冷暗所で保存します。

2週間程度を目安に使いきりましょう。冷蔵庫は温度が低くなりすぎるので、避けましょう。

効果アップの食べ合わせ:

☆人参:食物繊維が豊富なさつまいもにビタミン類の豊富な人参を組み合わせて、生活習慣病予防の効果アップが期待できます。

☆牛乳:ストレスによって失われやすいビタミンCを、さつまいもや牛乳で補給することができます。

★給食では、10月にさつまいもご飯・さつまいもコロッケがありました。普段には出ない特別メニューで、子供たちも「甘くて美味しい~」と喜んで食べていました。

さつまいも